外国人児童が在籍する日本の公立学校での管理職の役割
DOI:
https://doi.org/10.11606/issn.2447-7125.v0i36p162-181Palavras-chave:
特別の教育課程, 日本語指導, 外国人児童生徒, 管理職の役割, 公立学校Resumo
要旨:2014年、日本の義務教育において外国人児童・生徒に対する日本語指導は正式に「特別の教育課程」に位置づけられた。施行に当たっては、管理職の役割がさらに重要視されている。本稿の目的は、外国人児童が在籍する日本の公立学校での校長経験者へのインタビューを通して、公立学校で外国人児童・生徒への日本語指導の体制づくりのために管理職の果たすべき役割について考察することである。児童の成長を見守る姿勢、語学指導員からの要望を受け入れる体制、管理職・学級担任・語学相談員が連携する体制づくりを促すことが管理職の大切な役割であると分かった。また本施策自体を管理職に周知させる課題があるが、予算がつくことで必要な人員の確保する契機になり、教育現場に大きな影響を及ぼしうることが明らかになった。
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